スピードメジャーで現像されたフィルムは、高いベース感度**)で露光することができるため、最高の階調再現、豊かなシャドウ部、微粒子、そして低いベースフォグを実現できます。
シュプール スピードメジャー現像液で達成可能な感度は、 シュプール SLDやシュプール Ultraspeed Varioを使用する場合よりも、一般的に約0.5ストップ分高くなります。
希釈率、現像時間、攪拌リズムを変化させることにより、様々な感度やコントラスト特性を作ることができます。この特徴はまた、達成可能な最高感度でさえも、15分を越えない比較的短い時間で現像可能にしています。
SPUR SLD か それともスピードメジャーか?
スピードメジャーは、TriX、HP5+、FP4+などの古典的なフィルムから、より高い感度を得ることができます。また、粒子も細かいです。
公称感度で現像すると粒子はより細かくなります。その場合は、中間トーンの比較ではSLDのほうが若干良好です。
SLDはIlford Delta やKodak Tmaxのような平粒子フィルム***)にも適しています。
Ilford Delta 3200には、スピードメジャーのご使用をおすすめしません。ベースフォグが高く、コントラストが低くなるためです。
以下の順序で可能な限り高い感度で適応されます:
優れた結果: Agfaphoto APX 100 New, Ilford HP5+, Rollei RPX 100
非常に良い結果: Adox CHS 100 II, Agfaphoto APX 400 New, Ilford FP4+, SFX 200, Delta 100, Kodak Tri X
良い結果: Kodak T-max 100, T-max 400, Rollei Ortho 25, RPX 400
許容可能な結果: ほかの全てのフィルム