すべては最高の感度、最高の粒子とシャープネスのために—
Kodak Tmaxフィルムのための特別な増感現像液!
【特徴】
新現像液SPUR SHADOWmaxは、写真家が最高の感度、最高の粒子とシャープネスで撮影するための全く新しい可能性を提供します。 p>
SPUR SHADOWmax現像液は、Kodak Tmaxフィルムのために開発された特別な増感現像液です。
本現像液を使用することで、他の現像液では不可能だった最大感度 1600/33°の結果を得ることができます。
もちろん、これまでコダックTmaxフィルムを ISO 1600/33°にプッシュすることは可能でした。ただし以下のような欠点が発生していました。これらの欠点は、他のフィルムにおけるものよりもかなり深刻なものでした。
- 基本的にシャドウディテールが存在しないこと。
- Tmaxフィルムの特徴により、ハイライト部濃度が高くなりすぎて白飛びすること。
- フィルム感度増加により粒子がより大きくなり、さらにその結果生じた(急勾配となった)コントラストによって、粒子はさらに大きくなること。
- 前述の欠点を部分的に回避する補正現像(たとえばアトマルを使用)においては、シャープネスとシャドウディテールは完全に最適なものとはならないこと。
でも、このSPUR SHADOWmaxを使用することで、これらの欠点は全て完全に回避されます。
シャドウディテール、ノーマルコントラスト、ノーマルハイライト、これらすべてが存在する―
これが要求の厳しい写真家がTmax 400をISO 1600/33°で使用できる理由です。
現像されたフィルムは、粒子が細かく、解像度とシャープネスがありますが、SHADOWmaxが生まれる以前は、この感度では達成できませんでした。
現像されたネガは優れた色調値を持ち、ISO 1600/33°がこのフィルムの公称感度であるかのようです。
これにより、教会、美術館、劇場などフラッシュ撮影が許可されない室内でのスナップショットに、新しい可能性が開かれます。
Kodak Tmax 100でもまた、以前は不可能と考えられていた結果を達成します。
Tmax 100フィルムの場合、感度は ISO 800/30°まで可能です!
コダックTmax 400に適用されるものと同じ良好な色調値を持ちます。
ISO 400/27°以上のTmax 100では、シャドウディテールのみがわずかに低くなります。
SHADOWmaxは、パートA液とパートB液の2部構成による現像剤です。
【現像時間・温度】
現像時間は
こちらのデータシートを参考にしてください。
**おすすめします☞**感度とコントラスト値を決定づける作業溶液作成にあたっては、蒸留水の使用を強くお勧めします。
内容:SPUR SHADOWmax(part A:100ml、part B: 200ml )
製造:ドイツ製
【Spur(シュプール)社について】
Heribert Schain(ヘリバート・シャイン)および彼の運営する Spur (speed photography + ultrahigh resolution) 社は、小さな会社ですが、技術的には大手デベロッパーメーカーです。ドイツ内外でフィルム化学の専門会社としてよく知られており、また敬意を払われています。
彼らは自社名で現像薬品を提供しているだけではなく、AdoxとRolleiのための製品を開発・製造しています。
他の企業のブランド名の元で販売されている製品には、Adox アドテックII、Adox シルバーマックス、Adox Adolux ADX、Rollei RPX-D、Rollei RHC、 Rollei スーパーグレイン..など、多くの有名な現像液を世に出してきました。
フィルム加工の化学の蓄積された知識と技術による優れた品質のSPUR社製品は、フィルム乳剤を最大限に活かす素晴らしいネガを生みだします。
ヘリバート・シャイン氏へのインタビューページも、是非あわせてお読みください。