ライトイエローからダークブラウンまで調色可能な硫黄トナー
【特徴】
漂白後の硫黄調色(間接調色)のための無臭トナーです。
トナーと活性剤の比率を変えることにより、また漂白の程度を変えることにより、淡黄色、黄土色から赤褐色、茶褐色への調色が可能です。
漂白前にプリントは完全に洗浄する必要があります。
漂白時間は印画紙、希望のトーン、および漂白剤の希釈に依って異なります。
あなたが影を漂白したくない場合、最小希釈は1+20、漂白時間は20秒~(3分あるいは)4分の間です。
高希釈(1+30以上)された漂白剤は、強い漂白剤 (1+10)よりもはるかに簡単に洗い流せます。
調色を開始する前に、プリントは黄色が消失するまで洗浄されている必要があります。
漂白部分の調色は20-30秒後に終了します。
トナーが疲弊してきた場合は、リフレッシュして下さい。
漂白剤はほぼ無期限に使用することができます。
トナー濃縮液は長年にわたって保管することができます。
非常に高希釈の漂白剤を使うと漂白プロセスのコントロールがより一層簡単になります。
中間調および冷黒調ペーパーは、ブラウントーンを得るのに好ましいです。
トナーが弱まってきたら、トナーコントローラー(大ボトルの方)を少量加えることによって補充することができます。それでも望ましい効果が得られない場合は、トナーを加える必要があります。
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ライト・イエロー |
ダーク・イエロー |
レッド・ブラウン |
ミディアム・ブラウン |
ダーク・ブラウン |
トナー濃縮液(小ボトル) |
50ml |
50ml |
50ml |
50ml |
50ml |
トナーコントローラー(活性剤 / 大ボトル) |
10-30ml |
60ml |
90ml |
130ml |
180ml |
水 |
900ml |
900ml |
850ml |
800ml |
750ml |
調色するプリントは、適切に定着されていることが非常に重要です(残留銀はよい結果をもたらしません)。
未露光のハイライトに黄色のしみや茶色のトーンが見受けられた場合、以下の手順は、次回以降のプリントでよい結果を得るのに役立つかもしれません;
定着後、プリントを5分間洗浄。
⇒プリントを高希釈(1+800)の漂白剤に40-60秒浸し、よく攪拌。
⇒その後、短時間洗浄し、再度定着(30-60秒)。
⇒その後、入念に洗浄。
【トナーの廃棄について】
トナーを廃棄する必要はありません。
トナーの容量が蒸発によって少なくなった時や、トナーが疲弊してきた時は、あなたは同じ希釈のフレッシュなトナー作業溶液を、そこに補給することができます。
例えば1000mlのトナー作業溶液を使い、何度か使用しているうちに200ml分少なくなっていた場合、同希釈の作業溶液200mlを保存ボトルに補充することで、トナーをリフレッシュし、ずっと使い続けることができます。
これによって、あなたはトナーを廃棄する必要がなくなり、汚染を最小限にとどめることができます。
あなたがトナーを廃棄する場合には、安全な方法について、お住まいの自治体にお問い合わせください。
内容:
100ml Moersch ブリーチ (漂白剤)
100ml Moersch MT3 Toner Concentrate(トナー濃縮液)
250ml Moersch MT3 Activator(トナーコントローラ=活性剤)
製造:ドイツ製