ハイランド濃度計 TRD Z - Heiland DensitometerTRD Z

現像ライフがぐーんと快適に！さまざまな用途に役立つ濃度計！

白黒フィルムやペーパーの反射光と透過光の強度を検出する写真濃度測定器です。

反射光および透過光測定の二つのモードがあります。白黒 RC、FB ペーパー、およびインクジェット紙の測定だけでなく、写真用フィルムの測定にも適しています。測定結果は連続して取得可能で、ログ密度単位（log.D）と、ゾーン（TRD Zのみ）で表示されます。

濃度測定をすることで、次のような用途に役立てることができます。

• マルチグレードペーパーや引伸機のキャリブレーションに
• フィルムと現像液のキャリブレーションに
• 真のフィルム感度の測定に
• コントラストと範囲の測定に

ハイランド濃度計は、金属製のボックス内に構築されており、出力電圧12Vで、一般家庭のコンセントから電源使用できます。
濃度計は、ベースユニットと測定アームで構成されています。双方のパーツが精密なベアリングを介して接続されており、測定を解除すると統合スプリングがアームを上部位置に押上げて元の位置に戻ります。
計測は、測定アイテムをアームの下に置いて行います。透過測定光は、オパールディフューザを通って放出され、反射測定光は、45度の角度で下方のペーパーに放出されます。
ベースユニット上は、測定中のフィルムやペーパーのプラットフォームとして機能します。
測定アームを降ろすと、照明とディスプレイが自動的にアクティブになり、読み取った正確なデータが3桁でLED表示されます。

あなたの特定の要件を満たすための各種モデルがあります

TRD 2は、白黒フィルムやマルチグレード紙のキャリブレーションといった、一般的な写真用途で主に使用される濃度計です。
さらに、X線フィルムのプロセス制御のためにも使用されます。TRD 2濃度計には、3mm固定アパーチャーが搭載されています。

TRD Zは、ゾーンシステムにおける使用に特化しています。ログ密度単位またはゾーンで読み出しを行うことができます。
また、Dmin（最小濃度）とDmax（最大濃度）の基準点を独立して設定することができます。

作業手順は簡単！

機器を主電源に接続します。レバーをわずかに下に下げ、測定モード（透過／反射）を選びます。
さらにTRD Zの場合は表示モード（logD／zone）を選びます（TRD 2の表示モードはlogDのみです）。

計測するアイテムによって、フィルムのフォグエリア もしくは 印画紙の露光されていない端部分を、アパーチャーの真ん中に置きます。
アームを下げ計測をします。それから“Min”ボタンを押してディスプレイをリセットします。
TRD Zの場合は、この作業の後に、フィルムまたはペーパーの最大濃度の部分を計測し、“Max”ボタンを使用して設定します。
測定は連続的に行われ（1秒あたり約3回の計測）、測定結果が表示されますので、測定中、アイテムをさまざまなポジションに移動することができます。

工場で調整済みです

機器は工場で調整されています。文書化された濃度値記載のキャリブレーション片2枚（証明書となります）が機器と一緒に出荷されます。
通常、濃度計は数年間は再調整する必要はありません。

オプション

• 交換可能な4種類(0.5、1.0、2.0、3.0mm)の直径が揃ったアパーチャーセットがあります
• USBインターフェース
• レンジ拡張5.5
• 表示解像度拡張オプション
• レンジ拡張6.5
• マルチカラーLED
• UV-LED

【ハイランド各濃度計の可能測定対象】

	transmission 透過光	reflective 反射光	raster% ドット面積率	zone system ゾーンシステム
TD	〇	×	×	×
TRD 2	〇	〇	×	×
TRD 4	〇	〇	〇	×
TRD Z	〇	〇	×	〇

【この商品はお取り寄せ商品です】ご注文を受けてからご手配承ります。そのため、入荷まで少々お時間をいただきます。

内容：Heiland Densitometer TRD Z　ｘ　1
製造：ドイツ製

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